感動系短編

夫婦で嗚咽して、パーティーを台無しにしてしまったよ。

「こんな形で、逢えてうれしいよ。さぁ座りなさい。」って

三つともバラバラの銘柄で俺のすわないやつ(w

もう10年も前のことだけど、新卒、千葉在住、手取り18万くらい？で、家に3万入れていた。５万にしろといわれて出て行った。

「お前憶えてねえんか？『あんちゃん、俺、しあわせになりてえ』って小6のとき言ったろ？それで決めたんだ、なーんも辛くなかったどお前を『しあわせ』にしてやるのが俺の夢だったかんな」

前に花火職人の爺さんが、世界各地で花火を打ち上げた時のエピソードを書いていた本を読んだことがある。

オーストラリアの乾いた大地を疾走するトラックの車内。

「ごめん。絶対に返すから、1万円貸して」って。近所のホームセンターで7,999円のスーツと500円のシャツ、ネクタイを買ってきた。

バイト先、店閉めるのが俺で、最後俺しか居なかったんだけど急に店に入ってきて、paul smithの革の財布。

微弱陣痛で42時間苦しんだ。最初はよくある雄叫びをがおーっとあげてたけど、なんだかどっかを境目に急に冷静になった。