師匠シリーズ

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【師匠シリーズ】8 奇形

俺にはオカルト道の師匠がいるのだが、やはり彼なりの霊の捉え方があってしばしば「霊とはこういうもの」と講釈をしてくれた。師匠曰く、ほとんどの霊体は自分が死んでいることをよくわかっていない。
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【師匠シリーズ】7 コジョウイケトンネル

師匠には見えて、僕には見えないことがしばしばあった。夏前ごろ、オカルト道の師匠に連れられてコジョウイケトンネルに深夜ドライブを敢行した。コジョウイケトンネルは隣のK市にある有名スポットで、近辺で5指に入る名所だ。K市にはなぜか異様に心霊スポットが多い。
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【師匠シリーズ】6 東山ホテル

強烈な体験がある。夏だからーという安直な理由でサークル仲間とオカルトスポットに行くことになった。東山峠にある東山ホテルという廃屋だ。
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【師匠シリーズ】5 失踪

寝れないので、再度登場。師匠との話をまだいくつか書くつもりだが、俺が途中で飽きるかもしれんし、叩かれてへこんで止めるかもしれないので先に一連の出来事の落ちである、師匠の失踪について書いておく。
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【師匠シリーズ】4 そうめんの話

これは怪談じゃないが話しておかなくてならない。僕のオカルト道の師匠が、急にサークルに顔を出さなくなった。師匠の同期の先輩がいうには大学にも来てないとのこと。
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【師匠シリーズ】3 鍵

僕のオカルト道の師匠は当時家賃9000円の酷いアパートに住んでいた。鍵もドラム式で掛けたり掛けなかったりだったらしい。
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【師匠シリーズ】2 師事

僕がド田舎から某中規模都市の大学に入学した時。とりあえず入ったサークルにとんでもない人がいた。
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【師匠シリーズ】1 小人と巨人

さて、怪談じゃないけどこんなのはいかかが?オカルト大好きな俺は知り合いやサークルの後輩先輩に節操無く「なんかない? 怖い話」と聞きまくる癖がある。