師匠シリーズ

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【師匠シリーズ】90 未

ウニです。こんばんわ。これから書く話は、とある事情でタイトルは最後に出てきます。しかし、まだ最後まで完成しておらず、続きは年明けになります。なんとか1月中には終わらせたいですが、どうなることか・・・
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【師匠シリーズまとめ】記事一覧

師匠シリーズの索引にお使いください
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【師匠シリーズ】063 さようなら

ではさようなら。
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【師匠シリーズ】062 田舎〈3〉 【みこがみを喰らうもの】

「おはよう」 ユキオの声に目を覚ました。 思わず、夕べの続きのように瞬間に臨戦態勢に入った。
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【師匠シリーズ】061 田舎〈2〉 【いざなぎ流】

朝が来た。目を覚ますと、隣で師匠がひどい寝相をしていた。少しほっとする。それから4人と伯父夫婦と合わせて、6人で朝食を取る。なにか足らない気がした。そうだ。新聞がない。
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【師匠シリーズ】060 田舎 〈1〉 【田舎への招待】

大学1回生の秋。そのころ、うちの大学には試験休みというものがあって、夏休みのあとに前期試験があり、そのあとに試験休みがくる、というなんとも中途半端なカリキュラムとなっていた。
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【師匠シリーズ】059 バチェルダーの部屋

大学1回生の冬だった。そのころ俺が出入りしていた地元のオカルトフォーラム『灰の夜明け』には、常連だけが参加している裏サイトがあった。
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【師匠シリーズ】058 もう死んでる

 突然真っ暗闇になったことで、そこかしこから息をのむような気配がする。私も驚いた。無意識に、テーブルの端を掴んでいた。 天井に小さな光の粒が現れた。それはまたたくまに頭上を覆うように広がり、夜空が生まれた。
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【師匠シリーズ】057 ケーティではなくてよろしいのね

 夜の7時半。私は、駅の西口にやってきた。地下の東西連絡通路の入り口のそばに、街路樹があり、その周りを囲むように設置されている石のベンチに、京子が座っていた。 京子はスリムな体のラインがわかるような、薄手のチェスターコートを着ていた。丸いサングラスをしていて、まるでお忍びの芸能人のようだ。
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【師匠シリーズ】056 シュレディンガーの猫って知ってるかしら

高校1年の12月のことだった。2学期の期末試験がもうはじまるというころ。私は不本意ながら家で勉強をしていた。どうせいい点は取れないことはわかっているが、やらずにひどい点を取ると、のちのち面倒なことが次々とわいてくるのは、目に見えている。