洒落怖

人形にまつわる

【洒落怖】ハサミ女【短編】

近所に「ハサミ女」と呼ばれる、頭のおかしい女がいた。30歳前後、髪は長くボサボサで、いつも何かを呟きながら笑ってる、この手の人間のテンプレート。
殿堂入り

【洒落怖殿堂入り】禍垂【長編】

昔、10代の時で、まだしていい事、悪い事の分別もつかない時の話。中学を出て、高校も行かず、仕事もせずにツレとブラブラ遊び回ってた。
洒落怖

【洒落怖】フィンガーさん(ワラズマ)

○家は遠縁で実際は血が繋がってないんだけど、親同士の仲がいいので、俺は夏休みになると毎年○家に何泊かしていた。俺はその頃4歳くらいだった
洒落怖

【洒落怖】迫りくるモノ【長編】

自分の体験書いてみる。子供の頃の話だからあやふやな部分があるし、はっきりとしたオチもないけど、暇なら読んでくれ。
宿にまつわる

【洒落怖】超高層ホテル【短編】

若い男性四人ほどが、100階建ての超高層ホテルに泊まった。偶然な事に、その男性らの部屋は100階だった。
洒落怖

【洒落怖】お泊り保育【短編】

私が通っていた幼稚園での話。花の名前の教室ばかりの中、一つだけうさぎ組ってのがあってさ。二階だったけど、階段に机や椅子が積み重ねてあって上がれないようになってた。
洒落怖

【洒落怖】雑居ビルの怪

今からもう14年くらい前の中学2年の時の話です。日曜日に仲の良い友人達と3人で映画を観に行こうという話になりました。友人達を仮にAとBとします。
殿堂入り

【洒落怖殿堂入り】一途な思い

僕の家の隣に女の子が越してきたのは小四の夏休みだった。彼女の家庭にはお父さんがいなかった。お母さんは僕の目から見てもとても若かったのを覚えている。
トンネルにまつわる

【洒落怖】あの8月を忘れない

群馬県と埼玉県を結ぶ静かな山沿いの町を抜ける道路は、神流川を縫うように走っている。左に御荷鉾山をいただき、ゆるやかな流れの所々にカラフルなキャンパーのタープが点在している。そろそろ夕刻も近い。
洒落怖

【洒落怖】娘に受け継がれる箱

彼女の家には、古くから受け継がれる箱がある。サイズは30×30×30というから、それなりに大きい。見た目は船箪笥のようなもので、上面に持ち手がある。