百物語

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【オカルト板百物語】見えない

その日の天気はもう覚えていませんが、月は出ていなかったので新月か曇りだったはず真っ暗な道を、まばらに立つナトリウム灯の明りを頼りに家路を急ぐ
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【オカルト板百物語】マンション

これは小学五年生の頃の話。当時住んでいた場所は一言で言うと小池真理子の『墓地を見おろす家』って感じのロケーションで、八階建てのマンションとその駐車場を挟んだ裏手に墓地が拡がって見える、そんなところだった。
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【オカルト板百物語】ミルクと炒り子

彼女が勤めている幼稚園では、時々子供たちが妙なことを言い始めるらしい。着席するように号令すると、「この子の椅子がありませーん」と皆が訴えてくる。
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【オカルト板百物語】上

私は5階だてのマンションの2階で1人暮らしをしている。ある明け方、ふと目が覚めた。
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【オカルト板百物語】ケラケラさん

彼女が小学生の頃、河川敷で仔犬を拾った。残念ながら家で飼ってはくれなかったので、橋の下に毛布を入れた段ボール箱を置き、そこでこっそり面倒を見ることにした。
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【オカルト板百物語】京都のアパートで

大学時代、京都にいた頃の話です入学したての頃のこと、当時は白川通り沿いにアパートを借りて住んでいたのですが夜中の12時くらいになるとドアのノブが外からガチャガチャと回す音が聞こえるようになりました。
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【オカルト板百物語】ヘッドホン

高校時代、バンド組んでたことがあった。ある日、メンバーと練習スタジオに入ったんだが、ギターのNがケーブル忘れたんだよね。で、ちょっと借りてくるって出て行って、戻ってきたNの手にはケーブルとなぜかヘッドホン。
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【オカルト板百物語】次が最後

仕事柄、帰れなくなりよく仕事場で仮眠をとることがあった。、ある夜いきなり人の布団に入ってきて、ビックリして文句を言うと「だってあっちで寝てるとアレがずっとしゃべりかけて来て寝れねーんだよ!」といってそのまま一人で眠りについたり
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【オカルト板百物語】地震

ちょっと霊的な話ではありません。ま、箸休めのつもりで軽く聞いていただければ・・・
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【オカルト板百物語】異音

ネット上で知り合い、共に創作活動をしていた友人がある日亡くなった。同級生でも家族と親交があったわけでもない俺が知ったのは亡くなってからひと月もたってから。