MARI

宿にまつわる

【洒落怖】ビジネスホテル【短編】

彼は、近所のビジネスホテルで夜勤のアルバイトをしていた。アルバイトは同じサークルの先輩の紹介だった。私の先輩でもある。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】111 連想Ⅰ

「二年くらい前だったかな。ある旧家のお嬢さんからの依頼で、その家に行ったことがあってな」オイルランプが照らす暗闇の中、加奈子さんが囁くように口を動かす。
人形にまつわる

【洒落怖】ハサミ女【短編】

近所に「ハサミ女」と呼ばれる、頭のおかしい女がいた。30歳前後、髪は長くボサボサで、いつも何かを呟きながら笑ってる、この手の人間のテンプレート。
不可解な体験・謎の話

【不可解な体験・謎の話~enigma~】M君

中学二年の終わりに引っ越すことになった。引越しの前日、家の前を同級生のM君がブツブツ独り言を言いながら、歩いているのを見つけた。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】110 保育園 後編

キッ、となって悦子先生も立ち上がる。麻美先生も肩を怒らせながら立ち上がった。それに遅れて洋子先生と由衣先生もおずおずと腰を浮かせる。
殿堂入り

【洒落怖殿堂入り】禍垂【長編】

昔、10代の時で、まだしていい事、悪い事の分別もつかない時の話。中学を出て、高校も行かず、仕事もせずにツレとブラブラ遊び回ってた。
百物語

【オカルト板百物語】図書館

昔住んでいた小さな街に不釣り合いなほど大きく、古い三階建ての図書館がありました。
洒落怖

【洒落怖】フィンガーさん(ワラズマ)

○家は遠縁で実際は血が繋がってないんだけど、親同士の仲がいいので、俺は夏休みになると毎年○家に何泊かしていた。俺はその頃4歳くらいだった
洒落怖

【洒落怖】迫りくるモノ【長編】

自分の体験書いてみる。子供の頃の話だからあやふやな部分があるし、はっきりとしたオチもないけど、暇なら読んでくれ。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】109 保育園 中編

「方法はともかく、誰がやったかということです。この中に犯人を知っている、という人は?」反応がない。あたりまえか。「では、まず考えるべきは部外者でしょう。