MARI

師匠シリーズ

【師匠シリーズ】17 鍵の行方

大学2回生の夏休み。オカルトマニアの先輩に「面白いものがあるから、おいで」といわれた。師匠と仰ぐその人物にそんなことを言われたら行かざるを得ない。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】16 廃病院の足音

子どものころ、バッタの首をもいだことがある。もがれた首はキョロキョロと触覚を動かしていたが、胴体のほうもピョンピョンと跳び回り続けた。怖くなった俺は首を放り出して逃げだしてしまった。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】15 降霊実験

大学一年目のGWごろから僕はあるネット上のフォーラムによく顔を出していた。地元のオカルト好きが集まる所で、深夜でも常に人がいて結構盛況だった。梅雨も半ばというころにそこで「降霊実験」をしようという話が持ち上がった。常連の人たちはもう何度かやっているそうで、オフでの交流もあるらしかった。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】14 水

だれか呼んだ?小ネタでも話すべぇか。大学1年の夏の始めごろ、当時俺の部屋にはクーラーはおろか扇風機もなくて毎日が地獄だった。そんな熱帯夜にある日電話が掛かった来た。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】13 魚のような顔

ああ、夏が終わる前にすべての話を書いてしまいたい。もう書かないといった気がするが、そうして終わりたい。俺色々ヤバイことしたし、ヤバイ所にも行ったんだけど幸い、とり憑かれるなんてことはなかった。一度だけ除けば。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】12 沢の水に湧く月

大学2年の夏休みに、知り合いの田舎へついて行った。師匠と仰ぐオカルト好きの先輩のだ。
殿堂入り

【洒落怖殿堂入り】かしまさん

みんな一度はきいたことのあるコレを書いときます。さっきこれを見つけて、シャレにならないくらい怖かったので。。これで何かあったらここに書いてね。>ALL
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【師匠シリーズ】11 人間が死んだらどこへ行くと思う?

大学時代、よく散歩をした公園にはハトがたくさんいた。舗装された道に、一体なにがそんなに落ちているのか、やたら歩き回っては地面をくちばしでつついて行く。
殿堂入り

【洒落怖殿堂入り】海に浮かぶもの

だいぶ前の出来事です。
殿堂入り

【洒落怖殿堂入り】おじゃま道草【長編】

7年前の6月、夜10時ごろ、自宅の電話がなりました。いつになく、どきっとする音だったのを覚えています。ミュージシャンの馬場君からでした。