MARI

洒落怖

【洒落怖】八幡様【短編】

昔住んでた家の真裏に八幡神社があった。
洒落怖

【洒落怖】笑い女

先週の金曜のことなんだけど、会社の先輩の大村っていう男が死んだ。もちろん直接現場を見たわけじゃないけど、マンションの自室で、自分の両耳にボールペンを突き刺して死んでたらしい。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】80 木

大学二回生の春だった。近くを通ったので、オカルト道の師匠の家にふらりと立ち寄った。アパートのドアをノックしてから開けると、部屋の中では師匠が畳の上にあぐらをかいてなにかをしきりに眺めている。
洒落怖

【洒落怖】地厄(じんやく)

ちょっと今から25年前の小学3年生だった頃の話を聞いてくれC村っていう所に住んでたんだけど、Tちゃんっていう同い年の女の子が引っ越してきたんだ。凄く明るくて元気一杯な女の子だった
洒落怖

【洒落怖】降りる場所を間違えたら・・・

・・・今でも忘れられないとても怖くて不思議な体験。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】79 先生 後編

先生は手にチョークを持ったまま口を開く。「あなたは一昨日の夜、まずシゲちゃんと一緒に二人で洞窟に入った」黒板には洞窟の絵と、丸と線だけの人間が二人描かれている。その上には①というマーク。
洒落怖

【洒落怖】お札の家

2年程前の話ですが、つい最近完結(?)した話があるので書いていこうと思います。長くなりそうで申し訳ないのですが、霊感0の自分が唯一味わった霊体験です。
人形にまつわる

【洒落怖】持ち主の命を削る人形

遠縁の親戚の家にある人形なんだけど、オーバーに言うと『持ち主の命を削る』人形らしい。手に入れたのは自分の曽祖父さんの代の誰か。
殿堂入り

【洒落怖殿堂入り】少年と祖母

今年33歳になるが、もう30年近く前の俺が幼稚園に通ってた頃の話です。昔はお寺さんが幼稚園を経営してるケースが多くて、俺が通ってた所もそうだった。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】78 先生 中編

その日は特に陽射しが強くてやたらに暑い日で、家で飼っていた犬も地べたにへばりついて長い舌をしんどそうに出し入れしていた。それでも僕ら子どもには関係がない。夏休み学校から帰ってきて昼ご飯をかきこんでから午後にシゲちゃんたちと合流すると、裏山に作った秘密基地に連れて行かれた。