MARI

洒落怖

【洒落怖】つんぼゆすり【短編】

こどものころ、伯父がよく話してくれたことです。
洒落怖

【洒落怖】昭和炭鉱

その昔炭鉱で栄えた町で相当の人数が住んでいたそうだが、俺が友達と馬鹿なキャンプに行った時は既に廃墟だった。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】91 星を見る少女

大学一回生の春だった。そのころ僕は、以前から興味があった幽霊などのオカルト話に関して、独特の、そして強烈な個性をまき散らしていた、サークルの先輩に心酔しつつあった。
洒落怖

【洒落怖】おこぼっさん

父方の爺ちゃん家の庭に、党首以外近づいてはならないっていうお堂みたいなのがあったんだけど、爺ちゃんが亡くなった後、伯父(次男)が遺産相続の件でゴネまくった挙句、思い通りにいかなかった腹癒せに、お堂の中の御本尊?をどっかにやっちゃったらしいんだわ。
宿にまつわる

【洒落怖】マイルドセブン

普通のビジネスホテルで、滞在して2日目の夜タバコが切れたので、階に設置されてる自販機で買おうと部屋を出て自販機の所まで来たのはよかったのだが、小銭が無いことに気づきフロントまで行って両替してもらおうか、どうか考えていた。
百物語

【オカルト板百物語】樹海

学生時代の友人が体験した話。
洒落怖

【洒落怖】金庫【短編】

俺が小学三年生のときの話。俺は東京生まれ東京育ちの江戸っ子なんだ。父も母も島根の出身で、夏休みのある日に母方の実家に帰った。
百物語

【オカルト板百物語】尿夢

蒸し暑い夏の夜。部屋で缶ビールを一気に飲んだ。続けて麦茶500mlを飲み干してから寝た。朦朧とする意識の中で下腹部に重さを感じた。
百物語

【オカルト板百物語】友人の体験談

友人は見えてしまう人だそうだ。母方の家系が見る方が多いせいだという。なるべく気にしないようにしてるようだが、油断すると見てしまうよう。曰く、一人の時に見る事が多い。
百物語

【オカルト板百物語】赤い印

僕の家には大きめの鏡がある。野球の為だ。将来プロになることを本気で考えている。毎朝、毎晩、鏡に向かってはフォームを確認し、変な癖をつけないように気を付けている。