MARI

師匠シリーズ

【師匠シリーズ】023 見えない男

1回の秋だった。「黒い手」の一件以来、ときどき覗いていた都市伝説などを語るサイト『ピーチロア』で、突発オフ会の参加者を募っているのを発見した。中高生が多く、大学生の自分には少々居心地が悪かった覚えがあるが、あまりに暇だったので行ってみることにした。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】022 誕生日

その教師は私立の中学校で数学を教えていた。その年は、1年生のうちA組からF組の6クラスを担当していた。1クラスが40人ずつだったので、240人を担当していることになる。テストの時期には採点で腕が腱鞘炎になりそうだった。
トイレにまつわる

【洒落怖】トイレの先客【短編】

深夜2時を回ってみんなが寝静まった頃にトイレがしたくなった
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】021 握手 中編

それから数日、僕は大学の新入生としての日々を緊張気味に送りながら、ずっと考えていた。キャンパスの妖精などというふざけたあだ名で呼ばれる、あの女性のことを。その彼女が見ているもののことを。
トンネルにまつわる

【洒落怖】検問

夏休み、サークル仲間でキャンプに行く事になりました。いわゆる学生の貧乏旅行でした。
後味の悪い話

【後味の悪い話】未開の部族を取材した

かなり前にみた話だから細かい所はうろ覚えなんだけど、NHKのドキュメンタリーだったと思う。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】019 幽霊物件

大学2回生の春だった。僕はバイト先の興信所である小川調査事務所のデスクに腰掛けて、所長ととりとめもない話をしていた。「鮭のムニエルならいいんですよ。鮭のムニエルなら」「いや、他のムニエルも駄目ってわけじゃないよ」
山にまつわる

【洒落怖】牛の森

俺の地元に牛の森と呼ばれる森がある。森から牛の鳴き声が聞こえるからそう呼ばれている。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】018 失 踪

師匠との話をこれから語っていくつもりだけれど、一晩で語り尽くせるものではない。長く、とても長くなるだろう。だから、先に一連の出来事の1つの結果である、師匠の失踪について書いておきたい。
トンネルにまつわる

【洒落怖】エンスト

最近このスレ見つけて、パート1からロムさせていただいています。私の大学生時代の話をひとつさせていただきたいと思います。ちょっと長文でスマソ。