MARI

師匠シリーズ

【師匠シリーズ】048 防火水槽

 大学1回生の秋だった。 僕の師匠は、大学院に在籍しながら、興信所の調査員という変わったバイトをこなしつつ、オカルト道をまい進するかたわら、地元の消防団に入っていた。実に忙しいことだ。
殿堂入り

【洒落怖殿堂入り】色街

この話は何年か前に他の板で書いた話に後日談を加えたものです。過去スレが読めなくなっているので書き直しました。
洒落怖

【洒落怖】閉鎖された村【長編】

聞いてくれる人いる?ちなみに全て事実。スペックは26歳(今年27歳)の大阪住みの大阪人で村に行ったのは3年ぐらい前の話。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】046 写真屋

 大学2回生の秋の終わりだった。 僕は1人で、小さなマンションの前に立っていた。繁華街から少し離れたところにある、古くてみすぼらしいマンションだ。
洒落怖

【洒落怖】交換だから

過疎ってるし、おばちゃんの昔話を語らせておくれ。創作くさいし長文だし駄文でスレ違いかもしれないが、勝手に書いてくよ。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】045 落し物

大学6回生の夏だった。 そのころ俺は、卒業まであと数単位となっており、レポートさえ出しておけば単位はくれてやる、という教授のお言葉に甘え、ひたすら引きこもっていた。いまだにもらっている仕送りと、たまにやるパチスロで生計を立てており、バイトはやめてしまっていた。
廃れた・・・

【洒落怖】廃屋とカセットテープ

仮にタカオとする、その友人は、テレビで傷害事件の類が報道されるたびに画面を凝視し、容疑者などの名前を確認する奇癖があった。
不可解な体験・謎の話

【洒落怖殿堂入り】第二のYちゃん

同じ大学の、ちょっと不思議な子の話。Yちゃん、普通に可愛い感じの子なんだけど、その子が知らないところで、「Yちゃんって○○なんだって」って何の関係も無い情報を流す人が居る。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】044 冬が来る前に

「なんの用なの。1人で来るなんて、珍しいわね」「まあ、ちょっと」 僕は、喫茶店の窓際の席で看護婦の野村さんと向かい合っていた。彼女は大学病院で看護婦長をしていて、師匠とは古くからの知人だった。その縁で僕も何度か会ったことがあった。もちろん、1人で会うのははじめてだ。
殿堂入り

【洒落怖殿堂入り】神様の卵

俺が子供の頃、母方の祖父が養鶏場をやっていた。祖父が死んで今は人手に渡ってしまったが、まだ祖父が元気だったころ、夏休みのたびに遊びに行っていた。