MARI

百物語

【オカルト板百物語】占い師の予言・結果

占い師は「指を切り落としたくなければ指輪をはめておくように」と言った。
百物語

【オカルト板百物語】乗り合い

バイト先の先輩に、とても良い先輩がいます。その人は面倒見が良く、どこかに行く際にはちょくちょく車を出してくれるんです。
百物語

【オカルト板百物語】カツラ

大学生の時分、彼は警備会社でバイトをしていた。あるデパートで物産展の警備に駆り出された時のこと。彼の持ち場にの近い仮設厨房で、小さな騒ぎが持ち上がった。
百物語

【オカルト板百物語】一生の宝物

ある日、朝起きたら首の後ろから肩甲骨にかけて、ものすごい痛みがはしった。前日、激しい運動をしたわけでも無いし、背中を強打したわけでも無い。
殿堂入り

【洒落怖殿堂入り】全て偶然?

最初の事件は、俺が中学卒業を控えた三月に起こった。今でも昨日の事のように覚えてる。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】057 ケーティではなくてよろしいのね

 夜の7時半。私は、駅の西口にやってきた。地下の東西連絡通路の入り口のそばに、街路樹があり、その周りを囲むように設置されている石のベンチに、京子が座っていた。 京子はスリムな体のラインがわかるような、薄手のチェスターコートを着ていた。丸いサングラスをしていて、まるでお忍びの芸能人のようだ。
百物語

【オカルト板百物語】前に使っていた人は

昔と比べて最近は、何でも中古で手に入るようになって家計の財布に優しく助かっているんだけども。でも・・・お古って、実は結構、怖いよ。そんなお話。
百物語

【オカルト板百物語】お盆

小さな離島の話だ。その島はほぼ崖で覆われるような形で、漁港(兼船着き場)と小さな浜辺が一か所あるだけ。もちろん島の産業は漁業一本、他は無い。過疎が止まることも無い。
百物語

【オカルト板百物語】通り道

蒸し暑い夏の夜 、窓を 全開にしていた。窓の外1メートル先には隣家の白い柵があり、朝顔の蔦が絡まっている。その柵の後ろには白い塀があった。
殿堂入り

【洒落怖殿堂入り】自殺団地・ヤンキー団地

高校時代、俺は10階建ての団地の10階に住んでいた。その団地は凄く有名で、別名が『ヤンキー団地』とか『自殺団地』と、あまり良い名前がついてなかった。