MARI

百物語

【オカルト板百物語】虫の知らせ

その日は祝日で、家族全員がリビングでくつろいでいましたその時突然
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【オカルト板百物語】三つ編みの彼女

今から25年ほど前の話になります。来春に結婚を控えたカップルであった母と彼は、冬山にスキーにいきました。
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【オカルト板百物語】触ると死ぬ石

俺の地元には、触ると死ぬと言われる古い石がある。その石について。
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【オカルト板百物語】国道先の土地

初めに僕のことについて書きますが、僕の家は大昔まで遡れば現存する良く知られた神社の宮司にあたる家で、母方も霊感のある人間が時たま生まれるような家系。
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【オカルト板百物語】デジャヴ

小学生の頃、給食当番をしているとき急にデジャヴを感じた。ただのデジャヴでは無く、数分先のことまで急に頭に流れ込んできたからデジャヴというよりはある種の予知なのだろうか?
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【オカルト板百物語】置いてかないでくれよ

これは友人Hの話です。Hは私以上に霊感が強い人間で、よく自分と一緒に変なものを見たりしていました。そんなHがフリーターだった頃の話です。
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【オカルト板百物語】突堤の女

深夜、漁港の突堤で釣りをしていた時のことだ。普段なら同好の志が五、六名はいるものなのだが、その夜は彼一人だけだったらしい。
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【オカルト板百物語】かいじゅうのこども

祖母の家は古い木造の二階建ての家屋で、都会のマンション住まいだった僕は、ぎしぎし音をたてる急な階段、木の匂い、特に濡れた雑巾で拭いた後の、静かな中の虫の声、遠くの道路を走る車の音、、、祖母の家が、大好きだった。
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【オカルト板百物語】作業服の男

「おはようございます」の声と共に、台所の窓がガラッと開いた。見ると、水色の作業服を着た人物が立っている。
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【オカルト板百物語】戸を開けるな

幼い頃に祖父の家に泊まりに行くと、祖父は毎夜、「夜中に戸を開けたらいかん」