MARI

洒落怖

【洒落怖】おこぼっさん

父方の爺ちゃん家の庭に、党首以外近づいてはならないっていうお堂みたいなのがあったんだけど、爺ちゃんが亡くなった後、伯父(次男)が遺産相続の件でゴネまくった挙句、思い通りにいかなかった腹癒せに、お堂の中の御本尊?をどっかにやっちゃったらしいんだわ。
宿にまつわる

【洒落怖】マイルドセブン

普通のビジネスホテルで、滞在して2日目の夜タバコが切れたので、階に設置されてる自販機で買おうと部屋を出て自販機の所まで来たのはよかったのだが、小銭が無いことに気づきフロントまで行って両替してもらおうか、どうか考えていた。
百物語

【オカルト板百物語】樹海

学生時代の友人が体験した話。
洒落怖

【洒落怖】金庫【短編】

俺が小学三年生のときの話。俺は東京生まれ東京育ちの江戸っ子なんだ。父も母も島根の出身で、夏休みのある日に母方の実家に帰った。
百物語

【オカルト板百物語】尿夢

蒸し暑い夏の夜。部屋で缶ビールを一気に飲んだ。続けて麦茶500mlを飲み干してから寝た。朦朧とする意識の中で下腹部に重さを感じた。
百物語

【オカルト板百物語】友人の体験談

友人は見えてしまう人だそうだ。母方の家系が見る方が多いせいだという。なるべく気にしないようにしてるようだが、油断すると見てしまうよう。曰く、一人の時に見る事が多い。
百物語

【オカルト板百物語】赤い印

僕の家には大きめの鏡がある。野球の為だ。将来プロになることを本気で考えている。毎朝、毎晩、鏡に向かってはフォームを確認し、変な癖をつけないように気を付けている。
百物語

【オカルト板百物語】首なし峠の由来

そこは峠なんかじゃなかった。土手へと続くただの細い路地だった。首なし路地だとかっこ悪いので、誰かが峠と言い始めたのだろう。なんで首なしというのかも分からなかった。
百物語

【オカルト板百物語】縁側の足音

うちの実家が立て直しに入る前。縁側沿いに二間座敷をふすまで仕切った仏間がありました。
百物語

【オカルト板百物語】アレはなんだったのか?

小学校に上がる前、 近所に住む年上の少年たちと土手の草むらで虫捕りをしていた。キチキチ バッタや殿様バッタは素早いので、僕には捕まえることができなかッた。