【オカルト板百物語】深夜のドライブ

百物語
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母がまだ若かった頃、父と二人で深夜ドライブしたことがあった。

184 :代理投稿 ◆ztxSLaq9Ok :2012/08/19(日) 01:39:15.96 ID:wlTC3hbH0
ithuki ◆JjVa38i/wo  『深夜のドライブ』

母の体験した話。

母がまだ若かった頃、父と二人で深夜ドライブしたことがあった。
見通しのいい道をひたすら辿るだけなのと、深夜ということもあり、
のんきに会話しながらドライブを楽しんでいた。
と、その時、

急に道路を横切るようにして、男性が飛び出してきた!

「だめ!停めてーっ!!」
母の言葉に驚いた父は急いで停車させたが、間に合う距離ではない。
絶対に轢いた!と思った。
急いで車を降り、男性の下に駆け寄るが……誰もいない。
混乱する母に父が一言、「人なんていなかったぞ?」

母は少々見えるたちらしく、このような体験も初めてではなかったのだが。
「でもねえ、あの時は本っ当にびっくりしたのよ。
だって、その男の人のベルトのバックルまではっきり見えたんだもの」

出典: ・【8月18日】百物語本スレ【怪宴】

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