2025-02

師匠シリーズ

【師匠シリーズ】65 ビデオ 前編

大学二回生の初夏だった。俺はオカルト道の師匠につれられて、山に向かっていた。
トイレにまつわる

【洒落怖】民宿のトイレ

いつも仲良かった4人で旅行ってことで、ずっと前から楽しみにしてた。実際、行きの車中とかでもいつも通りの雑談が普段より楽しかったりして、何かわけのわからない看板とか建物とか見るたびに笑い話にしたり。
宿にまつわる

【洒落怖】いつものこと

高校のころ、夏休みとか冬休みに一人旅をしてた。といっても、県外に2、3泊するくらいの観光地巡りで、文字通りただの国内小旅行だった。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】64 怪物 幕のあとで

疲れ果て、最後の気力を振り絞って自転車を漕いでいた私は、家まであと少しという場所まで来ていた。すべてが終わったという安心感と、なにもできなかったという無力感で、力が抜けそうになる足を叱咤してどうにか前に進んでいた。
殿堂入り

【洒落怖殿堂入り】拾った石

すみませんお待たせしました。 ここの人たちだったら信じてくれると思います。
宿にまつわる

【洒落怖】地方の小さな町

俺は、あるデパートのバイヤーをしているのだが、ある日、買いつけの契約のためにとある地方の小さな町を訪れた。
山にまつわる

【洒落怖】温泉宿でほんのり【短編】

旅行先で急に予定が変更になり、日本海沿いの、ある歴史の古い町に一泊することになった、そのときの話。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】63 怪物 「結」下

暗い。暗い気分。泥の底に沈んでいく感じ。私は、やけに暗い部屋に一人でいる。散らかった壁際に、じっと座ってなにかを待っている。
山にまつわる

【洒落怖】ご神木と山神様【短編】

隣町の山の中に、所謂、御神木と呼ばれる大木がある。夏になればカブトムシやクワガタが捕れ、子供達には絶好の遊び場だった。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】62 怪物 「結」上

その日の放課後、私は3年生の教室へ向かった。ポルターガイスト現象の本を貸してくれた先輩に会うためだ。廊下で名前を出して聞いてみるとすぐに教室は分かった。