2025-02

師匠シリーズ

【師匠シリーズ】68 引き出し

大学三回生の夏だった。早々にその年の大学における全講義不受講を決めてしまった俺は、バイトのない日には暇を持て余していた。特に意味もなく広辞苑を一ページ目から半分くらいまで読破してしまったほどだ。全部をやりとげないあたりがまた俺らしい。
人形にまつわる

【洒落怖】おまわりさんの人形【短編】

私の家は郊外にあり、駅から20分ほど歩いた所にある。今日は幾分疲れたので私は近道して帰ろうと思った。
人形にまつわる

【洒落怖】捨てないで

2年ほど前にメールで聞いた話ですが、とても怖いと思った話なので、アウトロックに保存してあるその内容をそのまま書き込ませて頂きます。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】67 ビデオ 後編

ワケあり物件を横流ししてくれる悪徳坊主から5万で買い取った「やばいビデオ」。そこには列車に飛び込むコートを着た人物が映っていた。これは投身自殺の瞬間を写したビデオなのだろうか。
トイレにまつわる

【洒落怖】夜中のトイレA【短編】

夜寝てたら『トントン』と肩を叩かれ名前を呼ばれた。おふくろの声だった。
トンネルにまつわる

【洒落怖】夜中のトイレB【短編】

友人の田舎に、祖母が亡くなってから誰も住んでない家があるから別荘代わりに遊びに行かね?と誘われ、男ばかり3人(誘ってくれたaとオレとb)で2泊の予定で遊びに行ったんだ。
百物語

【オカルト板百物語】わたくし

わたくし、帰途に就くのは徒歩が多いんですねこう、とっとこ、とっとこ、やって参りますってェと、「あ、おい、やだね……え、なんだって墓地の脇に出ちまうんだろうね……この道」
百物語

【オカルト百物語】友人の体験談

友人は見えてしまう人だそうだ。母方の家系が見る方が多いせいだという。なるべく気にしないようにしてるようだが、油断すると見てしまうよう。曰く、一人の時に見る事が多い。
百物語

【オカルト板百物語】祖父にもらった時計

私が就職が決まったしたときに祖父から、小さくてかわいい、でも立派な腕時計をいただきました。
百物語

【オカルト板百物語】隣を見てごらん

彼がまだ小学校に上がる前の話だ。夜、母親の運転する車に乗っていた。助手席でうつらうつらしていると、誰かが耳元で囁いた。