2025-02

洒落怖

【洒落怖】盗まれたユンボ

さっき言った様に調度1ヶ月くらい前の事だ。俺は京都に住んでるんだが、いままでオカルトなんぞに関わった事のない26歳。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】93 食べる

一度どうして蜘蛛が嫌いなのか訊いたことがある。加奈子さんはどうしても訊きたいのかともったいぶったあと、いや、後悔するぞとも言っていたような気がするが、ともかくあぐらをかいて語り始めた。
洒落怖

【洒落怖】村はずれの小屋

昔Jが住んでいた村に、頭のおかしな婆さん(仮名・梅)が居た。一緒に住んでいた息子夫婦は、新築した家に引っ越したのだが、梅は「生まれ故郷を離れたく無い」と村に残った。
人怖

【洒落怖】メンヘラ女【短編】

むかーしテレクラでアポった女が見るからにメンヘラで、ごめんなさいして車で帰ろうとしたら
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】104トランプ 後編

『浦井さんはいますか』ゾクッとした。あの女の子の声。思わず「はい」と返事をしてしまった。
殿堂入り

【洒落怖殿堂入り】遺言ビデオ・ビデオレター【短編】

会社の同僚が亡くなった。フリークライミングが趣味のKという奴で、俺とすごく仲がよくて、家族ぐるみ(俺の方は独身だが)での付き合いがあった。
洒落怖

【洒落怖】成りすまし

大学4年生の11月、Aの就職がようやく決まった。本人は小さな会社だと言っていたが、内定を貰えたことに変わりはないし、晴れて仲間内全員の進路が決まったことで、1月に旅に行く運びとなった。
洒落怖

【洒落怖】おぶさりさん【短編】

私が某国(一応伏せとく)に行った時、日本で言うお地蔵様みたいな感じのものがあって、それに背中を見せちゃいけないって言われたの。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】92 花

大学二回生の春だった。その日は土曜の朝から友人の家に集まり、学生らしく麻雀を打っていた。最初は調子の良かった俺も、ノーマークだった男に国士無双の直撃を受けたあたりから雲行きが怪しくなり、半チャンを重ねるたびにズブズブと沈んでいった。
洒落怖

【洒落怖】つんぼゆすり【短編】

こどものころ、伯父がよく話してくれたことです。