2025-02

百物語

【オカルト板百物語】逆夢

俺は子供のころからあまり夢を見ない。たまに見る夢も断片的にしか覚えていないものばかりなのだが、ごくごく稀にはっきりと夢の内容を覚えていることがある。
百物語

【オカルト板百物語】受付嬢の話

知り合いに、あるデパートで働いている女性がいる。彼女は今年の夏、働いているデパートで催されたお化け屋敷の受け付けに抜擢された。
不可解な体験・謎の話

【不可解な体験・謎の話~enigma~】絆創膏

俺の思い出。幼稚園のころ、ころんでひっかき傷つくって泣いてたら同じクラスの女の子に絆創膏をもらったんだ。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】112 空を歩く男

大学一回生の春だった。そのころ僕は、同じ大学の先輩だったある女性につきまとっていた。もちろんストーカーとしてではない。
後味の悪い話

【後味の悪い話】おっさんVS3人組のハンター

20年くらい前テレビで見た映画。ある中年夫婦が車で森に来た。
宿にまつわる

【洒落怖】ビジネスホテル【短編】

彼は、近所のビジネスホテルで夜勤のアルバイトをしていた。アルバイトは同じサークルの先輩の紹介だった。私の先輩でもある。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】111 連想Ⅰ

「二年くらい前だったかな。ある旧家のお嬢さんからの依頼で、その家に行ったことがあってな」オイルランプが照らす暗闇の中、加奈子さんが囁くように口を動かす。
人形にまつわる

【洒落怖】ハサミ女【短編】

近所に「ハサミ女」と呼ばれる、頭のおかしい女がいた。30歳前後、髪は長くボサボサで、いつも何かを呟きながら笑ってる、この手の人間のテンプレート。
不可解な体験・謎の話

【不可解な体験・謎の話~enigma~】M君

中学二年の終わりに引っ越すことになった。引越しの前日、家の前を同級生のM君がブツブツ独り言を言いながら、歩いているのを見つけた。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】110 保育園 後編

キッ、となって悦子先生も立ち上がる。麻美先生も肩を怒らせながら立ち上がった。それに遅れて洋子先生と由衣先生もおずおずと腰を浮かせる。