2025-02

トイレにまつわる

【洒落怖】トイレ追いかけっこ【短編】

私の友達Aさんが小学校6年生の時に体験した話である。休み時間、彼女は友達と一緒にトイレで、おしゃべりをしていた。
殿堂入り

【洒落怖殿堂入り】かっこいい除霊

高校のときのクラスで、いじめられてる訳じゃないけど、「いじられてる」Aという奴がいた。なんというか、よく問題を当てられても答えられなくて、笑われるような感じ。
不可解な体験・謎の話

【不可解な体験・謎の話~enigma~】パラレルワールド

不思議な記憶と言うか、今でも鮮明に覚えてる記憶。小学校五年生の夏休み、家の裏手にある大きなグランドで夏休みの自由研究である「身近にいる昆虫リスト」を作ってた。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】124 雲 後編

外は雨だ。額に、顔に、大粒の雫がかかる。雨脚はさほど強くないが、空を見上げようとしても、なかなか目を開けられない。それ以前に、真っ暗な空にはどれほど目を凝らそうとも何も見えなかった。
山にまつわる

【洒落怖】どんぶり飯【短編】

大学時代、登山サークルに所属していた。田舎の大学だったので近場に登れる山がいくつかあり、そこそこの規模のサークルだった。
人怖

【洒落怖】お守りババア【人怖】

地元のキチガイの話し。オレが小学生だった頃、地元に有名なキチガイババアがいた。あだ名は『お守りババア』
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】123 雲 前編

大学二回生の夏だった。ある時期、加奈子さんという僕のオカルト道の師匠が、空を見上げながらぼんやりとしていることが多くなった。
後味の悪い話

【後味の悪い話】生活保護

ずっと昔見た新聞のコラムで、かわいそうで本当に泣いてしまった話があった。思い出して鬱なのでおすそわけする。
トイレにまつわる

【洒落怖】開かずのトイレ

都内の閑静な住宅街にあるその高校には、いくつかの怪談話がある。外国人墓地を埋め立てての立地のため、深夜に外国人の兵隊が行進している、とか、誰もいない筈の教室に白い格好をした女性が入っていくのを見た、とか・・・。
師匠シリーズ

【師匠シリーズ】122 月と地球

小高い丘のなだらかに続く斜面に、藪が途切れている場所があった。下草の匂いが濃密な夜の空気と混ざりあい、鼻腔を満たしている。その匂いの中に、自分の身体から発散させる化学物質の香りが数滴、嗅ぎ分けられた。