山にまつわる 【洒落怖】中つ森の山神 もう30数年以上も前の、私が小学生だった頃のこと。祖父の家に遊びに行った時の出来事だった。寒くて凍てつきそうなこの季節になると、昨日の事の様に記憶が鮮明に蘇る。 2025.02.19 山にまつわる洒落怖
師匠シリーズ 【師匠シリーズ】047 石 大学2回生の夏だった。 俺はオカルト道の師匠に連れられて、ある神社に来ていた。西のK市にある山のなかの神社だ。 師匠の軽四でノロノロと山道を登っていると、石垣が見えてきた。路肩の広いところに車を停めて、神社の敷地に入った。 2025.02.19 師匠シリーズ
師匠シリーズ 【師匠シリーズ】048 防火水槽 大学1回生の秋だった。 僕の師匠は、大学院に在籍しながら、興信所の調査員という変わったバイトをこなしつつ、オカルト道をまい進するかたわら、地元の消防団に入っていた。実に忙しいことだ。 2025.02.19 師匠シリーズ
師匠シリーズ 【師匠シリーズ】046 写真屋 大学2回生の秋の終わりだった。 僕は1人で、小さなマンションの前に立っていた。繁華街から少し離れたところにある、古くてみすぼらしいマンションだ。 2025.02.19 師匠シリーズ
師匠シリーズ 【師匠シリーズ】045 落し物 大学6回生の夏だった。 そのころ俺は、卒業まであと数単位となっており、レポートさえ出しておけば単位はくれてやる、という教授のお言葉に甘え、ひたすら引きこもっていた。いまだにもらっている仕送りと、たまにやるパチスロで生計を立てており、バイトはやめてしまっていた。 2025.02.19 師匠シリーズ