百物語 【オカルト板百物語】猫の神隠し 去年のお盆の出来事。お盆初日、墓参りを済ませ提灯の火を神棚の蝋燭に移した時、後ろの方で飼い猫の鳴き声と、ガシャーンという何かにぶつかったような音がした。 2025.02.19 百物語
百物語 【オカルト板百物語】カツラ 大学生の時分、彼は警備会社でバイトをしていた。あるデパートで物産展の警備に駆り出された時のこと。彼の持ち場にの近い仮設厨房で、小さな騒ぎが持ち上がった。 2025.02.19 百物語
百物語 【オカルト板百物語】一生の宝物 ある日、朝起きたら首の後ろから肩甲骨にかけて、ものすごい痛みがはしった。前日、激しい運動をしたわけでも無いし、背中を強打したわけでも無い。 2025.02.19 百物語
師匠シリーズ 【師匠シリーズ】057 ケーティではなくてよろしいのね 夜の7時半。私は、駅の西口にやってきた。地下の東西連絡通路の入り口のそばに、街路樹があり、その周りを囲むように設置されている石のベンチに、京子が座っていた。 京子はスリムな体のラインがわかるような、薄手のチェスターコートを着ていた。丸いサングラスをしていて、まるでお忍びの芸能人のようだ。 2025.02.19 師匠シリーズ