2025-02

洒落怖

【洒落怖】用水路

俺が中学生の頃だから、随分昔の話だ。当時はスキャン機材とか普及してなかったろうから、(超音波スキャナ。妊娠中の検診で形質に異常があると、ナチュラルに堕胎を奨められるという)俺の住んでた田舎では、奇妙な風貌の人をワリと良く見かけた。
夢にまつわる

【洒落怖】夢遊病の弟【短編】

私の弟は睡眠中無意識に歩き回る、いわゆる『夢遊病』患者でした。そのおかしな行為は、小学校高学年のころがピークでした。
洒落怖

【洒落怖】彼女がいない理由【短編】

友人のもり君には彼女がいない。もてそうな奴なのに、と不思議に思っていた。
百物語

【オカルト板百物語】コタツひっぱり

一人暮らし始めてまもない冬、コタツでうたた寝してた時のお話し。
百物語

【オカルト板百物語】見えない

その日の天気はもう覚えていませんが、月は出ていなかったので新月か曇りだったはず真っ暗な道を、まばらに立つナトリウム灯の明りを頼りに家路を急ぐ
後味の悪い話

【後味の悪い話】神は存在する

親が宗教やってると子供にも影響あるかも……で思い出した。
百物語

【オカルト板百物語】マンション

これは小学五年生の頃の話。当時住んでいた場所は一言で言うと小池真理子の『墓地を見おろす家』って感じのロケーションで、八階建てのマンションとその駐車場を挟んだ裏手に墓地が拡がって見える、そんなところだった。
百物語

【オカルト板百物語】ミルクと炒り子

彼女が勤めている幼稚園では、時々子供たちが妙なことを言い始めるらしい。着席するように号令すると、「この子の椅子がありませーん」と皆が訴えてくる。
百物語

【オカルト板百物語】上

私は5階だてのマンションの2階で1人暮らしをしている。ある明け方、ふと目が覚めた。
百物語

【オカルト板百物語】ケラケラさん

彼女が小学生の頃、河川敷で仔犬を拾った。残念ながら家で飼ってはくれなかったので、橋の下に毛布を入れた段ボール箱を置き、そこでこっそり面倒を見ることにした。